手ぬぐいとファッション
手拭いはその名の通り、手を拭うためのハンカチのように使用される日本伝統の文化品でありますが、現代においては和の心を表す粋なその在り方が見直され、またそのシンプルな形状は格安なファッションアイテムとしてもさまざまに利用されており、通販などでも多く販売されています。
そこでここでは、そんな安い手ぬぐいとファッションの関係性について考察していきたいと思います。贈答用などにオリジナル製作をお考えの方などは、デザイン作成の参考までご覧頂けると幸いです。
手ぬぐい今昔
実は手拭いは古来より、身に付けるものとしても利用されていました。
しかしそんな、てぬぐいは一般的なファッションアイテムとしてではなく、神事の際の装身具だったと言われていますが、それは奈良時代頃からあったということですので、今から1300年も前のこととなります。
そして江戸時代の頃になると手拭いは本格的なファッションアイテムとして利用され始めます。
自らの主義主張を表現する小間物として、絵文字などを使ったオリジナルデザインを考案し、染物職人に作らせてはてぬぐいを持ち寄って「手拭合わせ」と呼ばれる品評会を開催していたとされています。
またそこでは折り紙のように手ぬぐいを利用する「折り手拭」というものまで生まれ、庶民の娯楽文化に深く浸透していました。
現代の手ぬぐい
そんな手ぬぐいは現代においても粋なハンカチやスポーツタオルとして持ち歩いたり、また、バンダナのように頭に巻き、その上からストリートファッションのマストアイテムであるベースボールキャップを被るといったファッションスタイルも存在します。
さらに手拭い自体のデザインも進化し続けており、日本独特の伝統的な柄や文様以外にも、昨今ではアニメやゲームの人気キャラクターをモチーフにプリント印刷されたものも数多く作成され、販売されているようです。
そして当店においても激安価格で手ぬぐいの特注制作を承っております。
どんな手ぬぐいのデザインやオーダーでも構いませんのでお気軽にご相談下さい。
-
前の記事
前の記事はありません
-
次の記事
手ぬぐいの実用的な利用方法
- 関連記事