踊り手ぬぐい|日本舞踊の定番小道具|手ぬぐいのオリジナル製作はお任せ下さい。染め・名入れプリント印刷まで激安てぬぐい作成いたします。

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踊り手ぬぐい|日本舞踊の定番小道具

踊り手ぬぐい|日本舞踊の定番小道具

日本舞踊といえば、扇子や持ち枝のような小道具を持ち、着物で優雅に踊る姿を想像するのではないでしょうか。
実は手ぬぐいも、日本舞踊における定番の小道具の1つ。
それもただ汗を拭くだけではなく、表現方法が豊かで奥が深い小道具なのです!

今回はオリジナル手ぬぐいの激安オーダーメイド専門店である当「手ぬぐいの卸」が、日本舞踊において手ぬぐいがどのように使われているのか、日本舞踊手ぬぐいならではのサイズやデザインについても触れながらご紹介します。

目次
  1. 日本舞踊とは
  2. 踊り手ぬぐいの役割
    1. 身近な物の見立てに
    2. 演者の感情表現に
  3. 日本舞踊手ぬぐいのサイズ
  4. 舞台を彩る踊り手ぬぐいのデザイン
  5. まとめ

日本舞踊とは

自宅での手ぬぐい

日本舞踊とは、舞台で踊ることを前提に作られた日本の伝統的な踊りの総称です。
そのルーツは、歌舞伎にあります。
歌舞伎がお芝居と踊りで構成されているのに対し、日本舞踊はその中から踊りの場面を切り出し、能の柔らかな舞の要素を取り入れ、やがて独立した舞台芸術となりました。

日本舞踊は流派が多いことでも知られ、西川流、花柳流、藤間流、坂東流、若柳流の古典舞踊の5大流派が特に有名です。
流派ごとの踊りの違いを見比べるという楽しみに加えて、最近では西洋の戯曲やアニメなどを原作とした日本舞踊の公演も行われています。

日本舞踊は習い事としても人気が高く、大人になってから始める人も多いそうです。
着物を着て日本に文化に触れられることから、訪日外国人観光客の体験レッスンとしても人気があります。

踊り手ぬぐいの役割

日本の伝統芸能では小道具を使って踊るという特徴があり、手ぬぐいもその1つです。
小道具は神様が宿る依代とされ、それを持つことで舞う資格を与えられるとされてきました。
具体的に手ぬぐいは下記のような役割を果たし、日本舞踊の踊りに深みを与えます。

身近な物の見立てに

手ぬぐいによる見立て(舟を漕ぐ・男役の着流し)

日本舞踊に関わらず、日本の伝統文化には物を使って別のものを表現する「見立て」の精神が根付いています。
形を自由に変えられる1枚布の手ぬぐいは、1本で多種多様な見立てに使える万能な小道具です。

例えば舟をこぐ場面では、ぴんと伸ばした手ぬぐいを両手で持って前後に動かすと棹になります。
顔側から背中に向かって両肩に手ぬぐいを掛ければ、男役の着流しを連想させる着こなしに。

このように、物語や登場人物のリアリティを視覚的に演出する見立てに手ぬぐいが使用されています。

演者の感情表現に

手ぬぐいを使った感情表現

日本舞踊では、感情を顔の表情だけではなく身振り手振りで表現します。
踊り手が役の感情を豊かに表現するために一役買う小道具の1つが、手ぬぐいです。

女役が悲しむ時に涙を手ぬぐいで拭いたり、手ぬぐいを口にくわえて引っぱりながら悔しがっていると、観客の共感を誘います。
男役の感情表現ですと、手ぬぐいを振り上げて肩に掛ければ、堂々としていて勇ましい印象です。

日本舞踊の踊り手は、自身が演じる役の感情表現がより豊かに伝わるよう、役に合わせた模様や色の手ぬぐいを使用する事もあると言います。

日本舞踊手ぬぐいのサイズ

二本舞踊手拭いのサイズ

お稽古中の汗拭きだけでなく、踊りの表現にも欠かせないのが日本舞踊の手ぬぐいです。
そもそも手ぬぐいとは様々な活用方法がある日用品ですが、とりわけ日本舞踊手ぬぐいには、自由な舞台表現ができるサイズ感が求められます。

一般的に、日本舞踊手ぬぐいのサイズは約35cm×約110cm~120cmほどです。
通常の手ぬぐいは、長さ約90cmで制作されます。
頭に被ることを想定して製作される面手ぬぐいであっても、長さは約100cmです。

日本舞踊手ぬぐいはノベルティや販売用グッズとして普段目にするオリジナル手ぬぐいよりも横幅が長く仕立てられている分、日本舞踊の小道具として舞台映えします。

舞台を彩る踊り手ぬぐいのデザイン

当店は名入れ手ぬぐいの通販専門店ですので、踊り手が持つ手ぬぐいにはどのようなデザインがプリント制作されているのか、気になるところです。

ということで調べてみると、藤の花の精が登場する「藤娘」や蛇の目笠を持った姿がかっこいい「助六」など、日本舞踊の演目にちなんだデザインで作成されるのが定番なのだそう。

踊り手ぬぐいのデザイン例

また先述したように手ぬぐいは様々な感情表現やストーリー上の見立てに活用するため、豆絞り(水玉模様)、手綱(斜めストライプ模様)といった汎用性のある定番の和柄も人気です。

日本舞踊の流派にはそれぞれ定紋があり、習っている流派の紋を名入れ印刷した手ぬぐいを使用する踊り手もいます。

それぞれの流派では芸を受け継ぐ家元制度をベースにした組織体制が作られ、一定期間の修行と技術の習得を終えた人には「名取」、さらに上位に上がると「師範」といった資格が与えられます。

そのような資格を習得した際、手ぬぐいを記念品に注文し、芸名を印刷したオリジナルデザインをプリント作成する場合もあるようです。

まとめ

通販ならではの格安価格にて特注手ぬぐいの発注・製作を承る「手ぬぐいの卸」が、日本舞踊の定番小道具である手ぬぐいの役割、踊り手が使う手ぬぐいのサイズ・デザインなどを解説致しました。

日本舞踊において、手ぬぐいは自分とは異なる誰か・何かを演じるための小道具です。
その多様性は受け継がれてきた伝統の技、そして新しい表現の可能性も秘めていて、見る人の心を大きく動かします。

体験教室や劇場公演など気軽に触れられる機会も多い日本舞踊。
ご覧になる際は、踊りの中で手ぬぐいがどのように変化(へんげ)するのかも見どころです!

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